この記事を読んでおられるあなたは
自分のことが好きですか?
私は筋トレを通して自分のことを好きになる努力をしまして、今は自分のことが好きです。
人生に影響を与える目に見えない法則では、自分のことが嫌いだと信じていると、自分のことが嫌いであることを肯定するための現実がどんどんどんどん巻き起こってきます。私は超絶ブラック企業に勤めていた時、このことを知りました。
さかのぼること10数年前…
ノルマ達成できない自分を責める責める鞭打つ、お尻叩いて限界を超えて走らせる。にんじんをぶら下げてかぶりつきにいく。上司から認められない自分、部下がついてきてくれない自分、なんて俺は無能な人間なんだ、なんでこんな失敗ばっかり繰り返してしまうんだ…なんでだ…なんでだ…やがて人のせいにし、世間のせいにし、悪循環の中に沈み込みもがいていました。
現実につねに叩きのめされていた自分は、体もいつもしんどい、何もやる気がでない。笑うこともない…そんな中オリンピックで金メダルをとった柔道の井上選手をテレビで見ていました。
自分も昔は柔道してたな…今は仕事ばかりして体を動かしていないよな…ふと今運動していない自分に気づきました。
久しぶりに腕立て伏せでもやっとくか…
全然できひんやん…情けないわ…だりいなぁ…
まっ、でもなんか血の巡りが良くなって気持ちいいしたまにやっといたほうがいいな…
こんな些細なことがきっかけでもともと運動好き好きスイッチが入りました。
現役時代は腕立て伏せ300回はできてたよな。
今20回て、それはないやろ…
今週は20回3セット目指してみよう
しばらくして
20回3セットできるようになったわ
ついでに22回3セットにしてみよ…
しばらくして
できたやん❤️
半年経ったころには
「今日も100回10セットしとこか」
毎日腕立て伏せ1000回やれてる自分てなんか偉くね?あの上司には絶対できひんやろなヒッヒッヒッ(まだひねくれている)
調子に乗ってきた私はスクワット、腹筋を追加して各種目合計1000回を1日でやる、深夜のジョギングも追加、などを自分との約束にしました。
トレーニングが終わったら夜中の一時でしたが。
栄養バランスにも気を使うようになり、基礎体力が戻った以上にタフになった私は仕事でもバテずに人並みの成果をあげられるようになりました。
上司や部下との人間関係を良くするための勉強にも取り組めるようになりました。仕事の出来栄えは山あり谷ありは続きましたが、日々キツイ運動に取り組めている自分、その自分に対する信頼、そんな自分を信じられるという気持ちが強まっていくのを感じていました。
そんな気持ちが自分の仕事に反映されていくことで状況が好転していく現実を何度も経験しました。
人から言われて、または言われるのがイヤでイヤイヤやっていた頃よりも、自分の意思で自分との約束を果たしていく自分に対する信頼、という難しい日本語をもとにして自己肯定感を高めていくことで、現実への見方が変わり、とらえ方も変わることで、現状よりもさらに良い人生が歩めるようになると筋トレを通して自分自身が知ったのでありました。